とても良いコンディションを保って今日まで(150年)保存されて参りました耳紙の付いた貮銭です 生々しい目打ちや貮銭の文字の絶妙な掠れ、まるで地層のように水平に流れる銅版印刷(凹版印刷)のインク拭き残しの余韻の素晴らしさ、綺麗に残った耳紙などなど、、実に魅力的な個体でございます また、今回出品の切手を切手文化博物館収蔵シートの同一ポジションの画像と、画像処理ソフトを使い文字及び竜文様に於いてそれぞれ個別に照合してみました (文字の位置ずれについては本切手の製造工程が2枚の版、文字と竜文様をそれぞれ異なるタイミングで手作業により印刷するためズレが生じます) 本切手は文字及び竜文様においてほぼ完全に一致いたします (紙の性質上、経年による歪みや縮み等がございますため、ほんの僅かなズレは許容範囲かと存じます) ですが贋作をお疑いの場合、鑑定書をお付けできますのでお申し付けください 私どもでお世話になっております鑑定機関(最新の解析機器を駆使した科学的分析・組成検証)で贋作であることが証明された場合などにつきましては商品代金、鑑定代金(¥10.000)など全額返金補償いたしますので安心してご購入ください 人気の手彫り竜切手は流通している半数以上が贋作とされています ご覧いただくとこちらの個体には、余白部に凹版印刷特有のインク拭き残しが、かなりハッキリと全体に印線と同色にて付着しておりますのが確認できます よく余白部に全く色のついていない綺麗な手彫を見かけますが、凹版印刷の場合、手作業にて印面に残ったインクを丁寧に拭き上げていく作業工程がございます 100%除去するのは不可能であり余白部に全く色がないというのは、絶対にあり得ない特徴です これこそが凹版手彫り切手印刷の真贋を見分ける際の極めて有効な特徴であり、本切手が本物であると言う確たる証でございます せっかくお求めになるのでしたら本物をどうぞ 状態の良い手彫り切手とは、修正加工(加筆、削り)されておらず、また漂白されていない個体を指します 漂白された個体は酷く劣化してしまっており本来の質感とはかけ離れた‘紙’になってしまっています 既にボロボロですので今後100年200年のコレクションに耐えていけないでしょう●注意事項● ご購入は全て自己責任による、画像判断でお願いいたします 画像のものが全てでございます
商品の情報
カテゴリー | おもちゃ・ホビー・グッズ > コレクション > 使用済切手/官製はがき |
商品の状態 | やや傷や汚れあり |