【自作014】2wayブックシェルフVCCスピーカー

ご覧頂きありがとうございます

本機説明の前置きとして、初録音開始年の001機元旦モデルから説明させて頂きます。
スタンド付属の見た目何の変哲もないコンポスピーカー。
正体はその数機前から試験をくりかえし、内側セメント施工部と木部の調整を重ね、サイズからは異常な重量:3.8kgのVCCスピーカーでした。

付帯音が少なく、解像度が大幅に上がる情報量、低音が入力された際も、のけぞらず打ち返す、上品なヨーロピアンサウンド。

ユニット素性が良く、強力な磁力のマグネットが必要で、対応音圧の難しさ（低音過多になりがち）、木材特有の共振（箱鳴り）音でなく、エコーサウンドをシビアに調整しております。
（増量or部分はつり、表面処理、吸音等）

エコーとは…
おふろやトンネルのように狭くて壁が固い場所だと、音は跳ね返って耳に届く。音はやがて弱まって消えていき、新しい音と消えそうな音が響き合う。

今回の作品は001の音質を再現するため製作しましたが、さらに【重量4.6kg】とこのサイズではやはり異常な鈍器系VCCに加え、コンクリートホーンツィーターを内蔵し、その音の広がりは中型機を凌駕します。

セメント施工は乾燥に時間を要し、これらの施工をトータルすると、一般的な構造のスピーカーでしたら3台〜は造れるほどの時間がかかりますが、ご要望どおりの廉価設定です。売り切れご容赦下さい。

H:290mm
W:150mm
D:200mm
4.6kg

耳と技術力には相応の自信がございますので、耳の確かな貴殿は必ずご試聴頂き、納得された上でお買い求めください。

今後の予定
・フロント面下部の湾曲化処理
・画像は仕上げ前の状態につき、研磨ニス塗り仕上げ作業（1週間程度）画像再UP
・低域のさらなる重厚化を実施

5/26 YouTube kos-k試聴ルームにて録音公開開始

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